理学療法士・作業療法士のための求人・学校探し・セミナーなど総合お役立ちサイト – 療法士.com
お役立ちコラム > インタビュー > 第7回 療法士インタビュー 「自分の行いたいリハビリ」の実現を目指して・・・
Bookmark this on Yahoo Bookmark

第7回 療法士インタビュー

~第7回の療法士インタビューは、作業療法士として起業(IRIE CARE LIFE)され、セミナー活動などを通じて様々な情報を発信している高本さんにお話を伺うことが出来ました。高本さん自身の介護経験などから、“最高に楽しいケアのある生活”を目指しIRIE CARE LIFEを立ち上げた経緯などについてお聞きしました。~


「自分の行いたいリハビリ」の実現を目指して・・・

介護老人保健施設ピレネ
IRIE CARE LIFE 代表 
作業療法士 高本晃司

 

 

 

ドラマ的なきっかけではありませんけど・・・

Q.作業療法士になろうと思ったきっかけは?

A.ドラマ的なきっかけは、全くありません。高校卒業後、なんとなく看護の仕事に就こうかと医療系の予備校に通いました。女性がほとんどだったのですが、何名かの男性がおり、その全てが「リハビリの資格を取る」ために通っていました。という事で雰囲気に流されてリハビリの道に進む事に決めました。
その当時、中国地方にはリハの専門学校は2校しかなく、その両校を受験しました。第一希望は「理学療法士学科」でしたが、その補欠の「作業療法士学科」のさらに「補欠」で、ただ一校のわが母校のみに入学を許されました。それが作業療法士になろうと思ったきっかけです。(なろうと思ったというか、流されたという感じでしょうか・・・)

チームとして“利用者”の暮らしを変えていくこと

Q.作業療法士として臨床場面で大切にしていることは?

A.そのような理由で「作業療法士」になってしまった私ですが、今はこの仕事が楽しくて仕方ありません。 様々な利用者の「できないとあきらめていた事」「苦労して行っていた事」等に、私達の対応や工夫で変化が見られた時、最高に楽しい気持ちになります。困難事例でも、施設在宅のチーム全体で関わると糸口が見えた体験から「自分ひとりでは何も出来ない」事も学べました。
そんな中、臨床場面で大切にしている事は、「利用者の暮らしを変える取り組みが出来てなんぼの仕事だ」という姿勢です。関わった時間でしか報酬を受け取れませんが、自分が関わっていない時間にも、チーム全体として利用者の生活に関わっていく姿勢を大切にしています。

「最高に楽しいケアのある生活」を目指して・・・

Q.IRIE CARE LIFEを立ち上げたご経緯は?

A.今から9年前、要介護4・5の夫婦と一緒に暮らす時期があり、3年間毎朝5時に起き、イロウ準備とオムツ交換で一日が始まる生活を送りました。途中、無理な介護のせいか腰痛で3週間入院しました。それは「最高に楽しいケアのある生活」とは程遠いものでした。
その頃「キネステティクス」と出会い、創始者の「相手を抱えることなく介助する」という言葉と体験に衝撃を受けました。私が過ごした「楽しいケアがない生活」を、同じように過ごされている方はたくさんおられると思います。ケアに関わるスタッフ家族が自分の体を痛めない為、そして利用者本人が自由に自分で活動できる環境を整える為、IRIE CARE LIFEを立ち上げました。

“同じ感覚・言葉”で取り組めるネットワークを作っていきたい

Q.IRIE CARE LIFEを通じて、療法士業界でどのような活動をしていきたいですか?

A.「動きを感じる感覚を共通の言語にする」、私が最も大切にしているテーマです。
「利用者の動きにアプローチする」事の多い療法士だからこそ、同じ感覚・同じ言葉で話し、取り組むことの出来るネットワークが作れるのではないかと考えています。その実現の為に、「看護のキネステティクス(R)セミナー」を主体に、日本全国で様々なセミナーを開催していくつもりです。

「自分の行いたいリハビリ」の実現を目指しましょう!!

Q.これから療法士として起業を考えている方へメッセージを!!

A.私は起業といっても、個人事業主でいわゆる「タバコ屋のおばあちゃん」です。私が個人事業を立ち上げた理由は、現場のスタッフが楽しく笑顔で働ける、また利用者が無理に頑張らなくても活動できる環境を整える手伝いをしたかったからです。現在起業されている療法士の方々も、自分の理想のリハビリ実現の為に起業されたのだろうと思います。しかし、現在療法士の経営する会社は、全国でまだ百社程度しかないそうです。
 22年度改正で「訪問リハステーション」が実現すれば、療法士の起業を助けると思います。療法士の数だけ目指すリハビリの形があると思います。「自分の行いたいリハビリ」の実現に向け一緒に頑張って行きましょう。

IRIE CARE LIFEオフィシャルサイトはこちら!!
http://www.iriecarelife.jp/

編集者’s eye

第7回療法士インタビューいかがでしたでしょうか?
今回は、療法士インタビュー初の作業療法士の方にお話をお聞きする事ができました。
ドラマ的なきっかけはなくても?!作業療法士として働いていく中で、「今はこの仕事が楽しくて仕方ありません。」とおっしゃる高本さん。まさに天職とも言える職業に出会ったといえるのではないでしょうか?
そして、今は、高本さん自身の「自分の行いたいリハビリ~最高に楽しいケアのある生活~」の実現を目指しIRIE CARE LIFEを立ち上げ、日本全国でセミナー活動を中心にご活躍なさっています。
今後、このように自分自身の行いたいことを明確にして、高本さんのような活動を行っていく療法士は多くなるのでは?と感じた編集者でした。
高本さん、貴重なお時間をいただきインタビューに答えていただき本当にありがとうございました。

第6回インタビュー 「女性療法士ならではの広い視野を持って

(PC版)(モバイル版)

療法士インタビューバックナンバー(モバイル版)

新着求人情報

もっと見る

理学療法士・ 作業療法士ブログ

もっと見る

コミュニティ更新情報

もっと見る

ログイン

お役立ちコラム

Information

【療法士.com主催セミナー】

毎月開催! 超一流講師による理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のための療コムセミナー

【リハ学生必見☆】授業とは違った刺激を!リハ学生無料枠対象セミナー

【お役立ちコラム】

リハビリテーション評価用紙

 各種リハビリテーション評価用紙が”無料”でダウンロード可能

 ●療法士コラム

スペシャリスト療法士に”なるには?”の秘訣が満載

療法士の国試過去問

療法士の国家試験の過去の問題の一部、解答・解説付きで公開中!

療法士おススメ体験記

 ”療法士ならでは”の目線でセミナー紹介記事を掲載

オープンキャンパス取材レポ

 ”現役療法士の編集部”が各リハビリ養成校の魅力を紹介

療法士インタビュー

現場で活躍する療法士の”生の声”をお届け

療法士おススメ書籍

現場で“本当に使える書籍”を、療法士ブロガー認定書として紹介

What’s 療法士

 ”現役療法士監修”のもと療法士を目指す方の疑問を解決

社長・編集長コラム

療法士.comを運営する社長と編集長による”業界を想うコラム”

 

【療法士.com公式FBページ】

療法士.comの公式Facebookページ。サイトに関する様々なご意見やご感想お待ちしています!

【療法士.com YouTubeページ】

療法士.com モバイル版

療法士.com モバイル版