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お役立ちコラム > インタビュー > 第36回療法士インタビュー 日本人作業療法士の中国での挑戦 〜JICAでの活動を通じて作業療法の啓蒙活動を目指して〜
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第36回療法士インタビュー

~第36回の療法士インタビューは、現在JICAの一員として中国の無錫市錫北人民病院で作業療法士として活動している吉田さんです。JICA入隊のきっかけや、今後のビジョンなど本当に沢山の事をお話してくださいました。海外での作業療法の啓蒙活動を通じ、日本での啓蒙活動にもつなげたいという思いも詰まったとても熱い内容となっています。ぜひ、最後までご覧ください。~

日本人作業療法士の中国での挑戦
~JICAでの活動を通じて作業療法の啓蒙活動を目指して

独立行政法人 国際協力機構(JICA) 
青年海外協力隊(JOCV)作業療法士
無錫市錫北人民病院 吉田 太樹

日々成長していける職業に憧れて

Q.作業療法士になろうと思ったきっかけは?

A.ただ毎日同じルーティーンをこなす職種ではなく日々成長していける職業に就きたいと思った時に医療分野に進みたいと思いました。

その中でもリハビリテーションに興味を持ったのですが理学療法か作業療法で悩みました。しかし,高校生の時の私にはその違いをしっかりと理解する情報はなく、はじめは何となく作業療法学科に入ったというのが正直な所です。

今は作業療法士になってよかったと思っています。その経験が今の私の

「作業療法を知ってもらいたい、啓蒙活動をしていきたい」

というモチベーションにつながっているのだと思います。

作業療法の啓蒙活動への意欲がわく

Q.作業療法士になってからの吉田さんの経歴を教えてください。

A.大学を卒業後、千葉の回復期リハビリテーション病院に就職しました。入職当初から3年後には次のステップに進もうと考えていたため、3年間はとにかくたくさんのことを学ぼうと種類を問わず勉強会や研究室に来ていた先生について研究方法の勉強などもさせてもらっていました。

臨床を行っている時にも患者様や家族が作業療法自体を知らないことが気になり、啓蒙活動への興味がどんどん湧いてきました。

海外で働き、そしてそれをさらに国内でも・・・

Q.JICAに入隊することになったきっけかを教えてください。

A.海外で作業療法士として働きたいという気持ち、それと、もっと多くの人に作業療法を知ってもらいたい、啓蒙していきたいという気持ちの2つからです。

大学時代にコロラド州の大学に短期留学させていただいていたので海外に行くことに対しての抵抗はあまりありませんでした。 もっと多くの人に作業療法を知ってもらうというのは活動している中国国内の人たちだけではなく、

私のこの活動を通して日本の国内の人にも作業療法を知ってもらえたら

という考えがありました。

ただ啓蒙活動をするのでは県士会などでの活動でもよいと思うのですが、違った角度からアプローチをしてみたいと思いました。

とにかく視野を広く持つこと

Q.JICAで作業療法士として求められることは? そしてその中で最もやりがいを感じることは?

A.JICAの中でも中国派遣の隊員は特殊だと思います。経済成長が著しいこの国に援助を行うこと自体不思議に思う方も多いかもしれません、しかし、経済成長とは違い医療のシステム、リハビリテーションのシステムはまだまだ発展途上です。

今現在、日本国民人口以上の高齢者がこの中国にはいますが療法士の数は明らかに不足していますしリハビリテーションの理念の普及も発展途中で急務となっています。

そのような状況の中で作業療法士として中国リハ医学の発展に寄与出来ることや、日本から中国のシニアビジネスに協力したいという企業様と連携をして協力をしていくことはとてもやりがいがあることだと感じています。

病院の中だけではなくもっと広く視野を持つこと、それが中国でJICAの作業療法士として活動するために求められていることだと思います。

日系企業の援助も視野に入れて

Q.ご自身の今後のビジョンは?

A.任地の病院での活動はもちろんですが、中国のシニアビジネス参入を考えている日系企業の援助にも力を入れていきたいと思いますね。

中国にいる患者様、病院にも日本側にもメリットになるような活動を進めていきたいと思っています。

また、企業にとっても作業療法士という職種がどのような職種か正しく理解されていない部分があると思います。今回の活動中の関わりから日本企業への作業療法の啓蒙もしていけたらと考えています。

新たに作業療法士が活躍出来る場を開拓しましょう!

Q.JICAも含め海外での活動に関わっている(関わりたい)療法士にメッセージを!!

A.毎年約1万人の作業療法士が誕生しています。今現在は需要が上回っていますが5年後、10年後を考えると需要が下回り療法士が淘汰されていく時代が来ると思います。

これまでのように病院の活動のみをしていくのではなく新たに作業療法士が活躍出来る場を開拓していく必要があると思っています。作業療法はとても良い職種であり必要としてる人は病院だけではなくもっともっとあふれているとも思います。

広い視野を持って積極的に行動し、新たな作業療法の可能性を一緒に開拓していってくれる仲間が少しでも増えればと思います。

非常感
!再

編集者’s eye

吉田さんの療法士インタビューいかがでしたでしょうか?

作業療法士として作業療法の啓蒙活動を行いたい、そして世界で活躍したいという思いから、JICAの一員として中国で日々活躍している吉田さん。

インタビューからも、その視野の広さが伝わってきますよね。

今後は、中国へのシニアビジネス参入を考えている日系企業の援助にも力を入れ、その中で日本企業への作業療法の啓蒙活動をしていけたらという熱い思いもお持ちのようです。

吉田さんのように海外で活躍する日本人療法士のお話を聞いたりすると、何だか前向きな気持ちになりますよね。

吉田さん、お忙しい中インタビューにお答えいただきありがとうございました。

今後も、療法士.comでは吉田さんのご活動を応援させていただきます。

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