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お役立ちコラム > インタビュー > 第35回療法士インタビュー 選手の活躍が”やりがい”に! 〜東京都高等学校野球連盟メディカルサポートでの活動を通じて〜
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第35回療法士インタビュー

~第35回の療法士インタビューは、東京都高等学校野球連盟メディカルサポートで活躍されている理学療法士の北野さんです。今回のインタビュー、北野さんが普段実践されている選手への対応のポイント、そしていかに”やりがい”を持って行動するかのポイントなど非常に実践的な内容となっています。ぜひ最後までご覧ください!~

選手の活躍が”やりがい”に!

~東京都高等学校野球連盟メディカルサポートでの活動を通じて~

緑風荘病院 リハビリテーション室 理学療法士
東京都高等学校野球連盟 メディカルサポート チーフトレーナー
北野 守人

リハビリをされている方の笑顔を見て


Q.理学療法士になろうと思ったきっかけは?

A.小学2年から始め、高校3年まで野球をやっていました。その間、野球肘・骨折・靱帯損傷など怪我が多かったため大学進学時は野球を続けることを断念。

社会人になり休日を利用してボランティアで全盲・弱視の方のスポーツインストラクターをしていました。その際、担当させて頂いた方が骨折をした時、理学療法士にお世話になったと聞き、早速、その理学療法士に興味を抱き病院見学をしました。

理学療法士が患者様に親切・丁寧に指導されていた事や患者様の笑顔を見た時に理学療法士への道を決心しました。

病院での臨床と並行して硬式野球部のトレーナ業務を

Q.理学療法士になってからの北野さんの経歴を教えてください。

A.専門学校 社会医学技術学院 卒業。病院での臨床と平行して院外で近隣の硬式野球部のトレーナー業務をボランティアで実施。また、東京都高等学校野球連盟メディカルサポートでは選手権大会東・西東京大会(準々決勝以降の14試合)、春・秋季大会(それぞれ準決勝以降の3試合)に介入。

・平成21年 4月 東京都高等学校野球連盟 メディカルサポート発足 チーフトレーナーに任命される。

・平成23年 6月 日米親善野球 東京大会 東京選抜チーム 帯同。

・平成23年 12月 日米親善野球 東京選抜ロサンゼルス海外遠征 帯同。

・平成24年 4月 東京都高等学校野球連盟 評議員に選出される。

選手が怪我なくプレーを続けられるように!


Q.理学療法士が高校野球の選手のケアで求められることは?

A.大会・年間を通して選手が怪我なく競技できるよう最大限のケアに努めております。その際に、以下のことを心掛けながら実施しています。

1:障害予防の指導:セルフストレッチ指導や健康管理として食事指導・睡眠指導を実施。また、選手からの相談は随時受け付け、対応。

2:トレーニングメニューの作成:体力測定実施後に中・長期トレーニングプランを提示。

3:対話を重視:ボランティアでの介入チームなら監督とは今後の方向性、選手なら能力・性格だけでなく学校生活等も把握することに努めた上で、治療・指導内容の声掛けを選手ごとに工夫。

4:各選手の動作分析:ボランティアでの介入チームならコンディションを含めた分析を実施。メディカルサポートでは準備が重要ですので、シートノック・試合中に各選手の動作分析を実施し、介入。

サポートした選手が理学療法士を目指す

Q.選手との関わりの中で最も印象に残っていることは?

A.私が秋季大会・選手権大会 東京予選で介入させて頂いたある選手の話しです。

チームに専属トレーナーがいなかったこともあると思いますが、メディカルサポートでのケアを試合中・試合後の数回介入しました。選手権大会 東京予選で敗れ、その選手から感謝の言葉を頂き、その選手とのメディカルサポートは終了しました。

1年後、神宮球場で再会し、その選手が私との関わりから理学療法士養成校に入学したことを知りました。

以後、自分達の言動が少なからず選手に影響を与えることから細心の注意を払うよう心掛けています。

また、メディカルサポートで介入させて頂いた選手が甲子園出場・大学進学・ドラフト指名されるとその後も気になります。

ジュニア世代に傷害・傷害予防の重要性を伝えたい

Q.ご自身の今後のビジョンは?

A.ボランティアでの介入チームやメディカルサポートでトレーナーとして貢献していくことは当然ですが、東京都高等学校野球連盟と相談しつつ、まずは高校生対象のメディカルチェック事業、野球指導者・選手対象のストレッチ講習会等を行なうため働きかけたいです。

また、機会があればジュニア世代の野球指導者、小・中学生への傷害・障害予防の講演等も行なっていきたいと考えています。

とにかく”やりがい”を持って!


Q.野球も含めスポーツ分野に関わっている(関わりたい)療法士にメッセージを!!

A.スポーツ分野で働きたいと考えている方は、自分のようにボランティアでの介入がほとんどだと思いますので終業後・休日に介入するため精神的な強さが必要だと思います。当然ですが、即時介入効果を求められ大変だと感じるかもしれません。
しかし、それ以上にやりがいを感じることが多いと思いますので、是非始めて下さい。

1:まず行動:ボランティア・講習会への参加を積極的に!

2:休みなし:トレーニングプラン作成等も求められ大変。しかし、選手の活躍がそれ以上のやりがい・生き甲斐を実感!

3:人との繋がりが重要:野球を含めたスポーツ分野は繋がりが強い!出来る事からコツコツと…!

編集者’s eye

北野さんの療法士インタビューいかがでしたでしょうか?

ご自身も学生時代は野球を行い、怪我が理由で野球を続けることを断念するも、全盲・弱視の方のスポーツインストラクター時代に怪我をした方が理学療法士によるリハビリを笑顔で受けている様子を見て、理学療法士を志した北野さん。

理学療法士となった後は、臨床業務と並行で東京都高等学校野球連盟メディカルサポートを続け、今度はサポートした選手が理学療法士を志すという北野さんが理学療法士を目指すきっかけとなったことと逆の立場になられました。

その背景には、何より”やりがい”を持って選手を全力でサポートする北野さんの熱い想いがサポートされる選手にも伝わったからに他なりませんね。

きっと今回の北野さんのインタビューをご覧になった皆様の中でも、”やりがい”を持ってすでに活動をしていてさらにパワーをもらった方、そして今回のインタビューをきっかけに何か行動を起こしてみようと思っている方も多いのではないでしょうか。

北野さん、お忙しい中インタビューにお答えいただきありがとうございました。

今後も、療法士.comでは北野さんのご活動を応援させていただきます。

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