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お役立ちコラム > インタビュー > 第32回 療法士インタビュー 「日本の技術を世界へ!」 -モンゴルでJICA隊員として活躍する理学療法士の挑戦-
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第32回療法士インタビュー

~第32回の療法士インタビューは、モンゴルでJICA隊員として活躍する、理学療法士の小泉祐一さんです。幼少時代から海外との関わりが強く、また理学療法士になってからも国際開発やコミュニティマネジメントといった現在の活動の基礎となる部分を積極的に学ばれいてる小泉さん。JICAでの活動にかける熱い想いを語っていただきました。~

「日本の技術を世界へ!」 

-モンゴルでJICA隊員として活躍する理学療法士の挑戦-

青年海外協力隊 モンゴル派遣 
理学療法士 小泉 裕一

最初はスポーツ選手のコンディショニングサポートをしたかった

Q.理学療法士になろうと思ったきっかけは? 

A.高校まで野球部に所属していたのですが、けがをすることが多く将来は選手達のコンディショニングをサポートできるような仕事をしたいと考えていました。

どのような職種が良いかと考えているときに、母親が看護師であったこともあり理学療法士をすすめられました。それがきっかけです。しかし4年間専門学校で学んでいくうちに関心は変わっていきました。

避難所・仮設住宅での支援活動を通じてやりがいや自信を持てた

Q.理学療法士になってからの小泉さんの経歴は?

A.専門学校を卒業後、埼玉医科大学国際医療センターへ就職しました。ここでは急性期脳血管障害、外傷等のリハビリテーションに従事しました。環境にも恵まれ本当に良い経験ができました。

しかし、目まぐるしく急速に変わっていく社会の中で、私は理学療法士ということだけで生き抜ける自信がありませんでした。そこで、通信大学で経済学、経営学、国際開発やコミュニティマネジメントといったことを勉強することで視野を広げました。

日本大震災後からは臨床で学んだこと、大学で学んでいることを活かし、様々な観点から1年以上にわたり避難所、仮設住宅での支援活動を継続してきました。病院の中では実感が湧きませんでしたが、震災支援を通して理学療法やリハビリテーションと社会との接点が何となく見えるようになり、それがやりがいや自信に変わっていきました。

幼少期から海外で活躍したい気持ちを実現

Q.JICAに入隊することになったきっけかを教えてください。

A.幼少の頃から父親が海外駐在であったことから家族で国際的な関わりを持つ機会が多くありました。

具体的には母親がホームステイを受け入れたり、実際に渡航したり、あとは父親から国際的な視野の話を聞いたりといった形でした。そのような環境だったので学生の頃から漠然といつかは海外で活動してみたいという気持ちがあり、入職してからもその気持ちは変わらなかったのでJICAが求める経験年数を満たした時点で受験しました。

JICAを選んだのは開発途上国で技術を活かしたいという思いがあったからです。

マンパワーの活動、そして赴任先での技術移転

Q.JICAで理学療法士として求められることは?

A.JICAボランティアに求められることは草の根活動としての人と人との関わりです。

主にマンパワーとしての活動と、活動先の同僚への技術移転が活動の柱です。開発途上国では社会システムが未成熟であったり、資源が不足していることがほとんどです。

らゆる物が不足している中で日本の技術をいかに適応させていくか?解決策を柔軟な思考で考えていくことが必要です。そのためには理学療法士の専門性に加えて、より物事を多角的に捉えられる視野の広さが重要だと感じます。それは治療対象の患者であれ技術移転の対象の同僚であれ同じことだと思います。

国際協力分野に一人でも多くの療法士が関心が持つようにしたい


Q.ご自身の今後のビジョンは?

A.今は目の前にあるモンゴルのリハビリテーションや医療問題、社会問題と向き合い、少しでも自分の経験や知識を活かせればと考えています。

また活動中からも、自己の経験に加えて他の隊員と協力して開発途上国での活動経験を体系的にアウトプットしていき、国際協力分野に関心を持ってもらえる療法士を増やしていきたいです。

の後は、この2年間の期間で自分がどのように変わっていくのか想像がつかないので、今は明確な事が言えないというのが本音です。ただ、将来的にも自分の技術を活かした国際的な関わりは続けていきたいということは確かです。

日本の技術を世界へ!!


Q.JICAも含め海外での活動に関わっている(関わりたい)療法士にメッセージを!!

A.現在の療法士業界や社会を見ても協力隊へ行ったことという事実だけがキャリアに繋がることはまずないようです。

ただ、異文化であがきもがいた経験というのはこれからの社会を生き抜いていく上で得難い経験になると思います。ただの知識や肩書きではなく、苦しい状況でも問題を解決する生きた力。異文化での経験を通してそんな力が身につくのではないでしょうか。

た、開発途上国ではリハビリテーションの普及はまだまだです。逆に言うととても可能性を秘めているということも言えます。世界のおよそ8割は開発途上国なわけですから。

日本の技術を世界へ。一緒に盛り上げていきましょう!

編集者’s eye

小泉さんの療法士インタビューいかがでしたでしょうか?

幼少期から家族で国際的な関わりを持つ機会が多く、また理学療法士になってからもリハビリ業界を広く見るために、通信大学で経済学、経営学、国際開発やコミュニティマネジメントといった学問を学ばれた小泉さん。

非常に幅広い視野を持ち、そしてその視野を活かすべくJICAに入隊され日々活動をなさっている様子がインタビューから伝わってきますね。

最後のメッセージにもある、「日本の技術を世界へ。」、理学療法、そしてリハビリテーションを日本の優れた技術として捉え、その技術を世界へ・・・。このインタビューを読んでいる方がワクワクするようなメッセージですよね。

小泉さん、お忙しい中インタビューにお答えいただきありがとうございました。

今後も、療法士.comでは小泉さんのご活動を応援させていただきます。

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