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お役立ちコラム > インタビュー > 第3回 療法士インタビュー エビデンスに基づいた理学療法を実施する為に
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第3回 療法士インタビュー

~第3回目の療法士インタビューは、理学療法士として、大学院で勉強に励んでいる松沢さんにお願いしました。ここ最近、理学療法士・作業療法士の方も大学院への進学率が増えているようですが、今回は北里大学の修士過程で研究中の方のお話しを伺い、療法士の方がどのような研究をされているのか、実際大学院とはどんな雰囲気なのか教えて頂きました。~

 

 エビデンスに基づいた理学療法を実施する為に

北里大学大学院医療系研究科
感覚・運動統御医科学群
機能回復学専攻 修士課程

理学療法士 松沢 良太

 

 

エビデンスの大切さ、論理性を伴うストーリー展開の難しさを実感

Q.臨床ではなく大学院を選んだきっかけを教えて下さい。

A.大学院への進学を選択した理由の一つは、臨床実習を通じてエビデンスに基づく理学療法の大切さを学んだことが挙げられると思います。また大学4年次の卒業研究で今の研究テーマに興味を持ち、その際に研究デザインを組み立て、論理性の伴ったストーリーを展開していくことの難しさを痛感しました。指導教授や修士・博士課程の大学院生から研究についてのご指導をいただく中で、私も大学院に入り研究について勉強したいと思い、臨床ではなく大学院への進学を選択しました。現在、研究だけでなく非常勤という立場ではございますが臨床も経験させていただいており充実した日々を送っております。

療法士の視点から内部疾患の方へ治療介入を行う意義を見い出す

Q.大学院ではどのような研究をされていますか?

A.主に心疾患、腎疾患などの内部疾患をお持ちの方々を対象とした臨床研究を行っております。内容は日常生活活動(ADL)の実施状況の調査やADLに影響を及ぼす因子についての検討が中心です。また、運動療法介入に対する反応性についても検討を行っております。内部疾患をお持ちの方々に対する治療介入において、リハビリテーションは他部門と比較すると需要が低いように感じがちですが、リハビリテーション職種だからこそできる治療介入があると思いますので、他部門にも積極的に働きかけることができればよいと考えております。

異なる視点からの意見交換と、集中出来る環境

Q.大学院で学ぶことの魅力は?

A.大学院は勉強をする上で非常によい環境であると思います。私の所属している研究室は主に内部疾患をお持ちの方々を対象としておりますが、研究対象・内容は大学院生によって様々ですので、研究テーマや学会発表の内容について違った視点からの意見交換をすることができるという点が魅力の一つではないでしょうか。また、皆さん夜遅くまで研究室に残って勉強しておりますので、私も遅くまで研究室に残って、集中できる環境の下で勉強に励むことができます。

より臨床的意義の高い研究を目指して

Q.将来の目標は?

A.将来は研究だけでなく臨床を中心に働いていきたいと考えております。実際に臨床の場で患者様や利用者様を相手に研究結果から割り出されたエビデンスに基づき、治療を実施できるようになることが私の目標です。研究面においては、研究のための研究ではなく臨床的意義の高い研究をすることが目標です。また、情報が少ない上に利用者様の層が広い、「地域でのリハビリテーション」に活用できるような研究もしてみたいと考えております。

自分なりの研究目的を明確に!

Q.大学院を目指す方にメッセージをお願いします。

A.大学院への入学を希望される方は、大学院に行きたいからといって受験するのではなく、自分がどの分野または研究テーマに興味があるかを考え、その分野・研究テーマに近い研究を行っている大学院を探すとよいと思います。(指導教授との面接では、具体的に「○○という内容の研究をしたい!」とプレゼンテーションをすると良いと思います。)また、修士課程だけでなく博士課程まで希望される方は自分の希望する大学院が修士課程に加えて博士課程を有しているのか否かを確認することも必要だと思います。

編集者’s eye

いかがでしたか?
エビデンスに基づく内部疾患をお持ちの方への理学療法の実施。しかも、それを、対象となる層の広い地域リハへの適応を目指して勉強されているなんて、私達療法士にとって、興味深いお話でしたね。やはり大学院を目指すには、ただ大学院へ、というのではなく、何を目的とし、どんな研究がしたいのか、自分なりのモチベーションが大切なようですね。臨床にいながら、日々の出来事に疑問を持つ、そして、それについて考える、、、忙しさに追われたりする私にとっても、気付かされる事の多いインタビューでした。深夜まで研究室で勉強する忙しい中、療法士.comのインタビューに丁寧にお答え頂きありがとうございました。

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