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第11回 療法士インタビュー

~11回目の療法士インタビューは、プロ野球独立リーグ・BCリーグ 石川ミリオンスターズで療法士として活躍されている畠山さんにお話を伺いました。
常に結果を求められるスポーツ界で勝負しようと思った経緯や、普段の業務内容など多岐にわたりお答えいただきました。~

野球界で『使命』を果たすために・・・

株式会社 石川ミリオンスターズ
理学療法士 畠山 智行

 

 

ずばり”直感”の一言

Q.理学療法士になろうと思ったきっかけは?

A.きっかけは単純です。高校2年生の頃『すぽると』というスポーツ番組で、理学療法士がプロ野球選手のケアをしていると紹介されていました。その時、これだと思いました。

野球界に恩返しする”使命”がある

Q.スポーツ界で勝負しようと思った理由は?

A.実は幼少の頃、心臓病を患ったことでスポーツとは無縁の生活をしていました。しかし、小学校からはじめた野球を皮切りに心体が鍛えられ、病気を克服することができたのです。(野球のおかげだけではないと思いますが)その頃から、自分の『使命』は野球に携わり、野球界へ恩返しすることだ、と勝手ながらに思い込んでいたわけです。

・・・そして前述の通り、高校時代『すぽると』で紹介された理学療法士という職業に出会ってしまいました。

だからスポーツ界、特に野球界に進出したのは『使命』ですから(笑)自分にとってとても自然で当たり前のような感覚です。とはいっても、道を開くのは様々な方との出会いや助けがあったからこそではありますが・・・

療法士の専売特許を活かし”結果”をだす・・・

Q.現在の職場で“理学療法士”として意識していることや求められていることは?

A.自分は、理学療法士であることに誇りを持っています。特に、現場での病態把握、関節可動域を保つ、動作を運学的に分析しアドバイスすることは理学療法士の専売特許で、他の職種には真似できないものだと思います。これは、現場に出てより強く感じるようになりました。
治療場面で選手からの声は様々ですが、治療中は全体のパフォーマンスを推測しながら行っています。その結果はリアルタイムに出てきます。そして、単純に『良い』か『悪い』かでフィードバックがやってくるのです。これだけです。とてもシビアな世界です。臨床とはまた違った感覚かもしれません。
 また、最近ではフォーム改造や球速アップトレーニング、走力アップ、ウエイトトレーニングの依頼などがあり理学療法士の幅を超えた理学療法士的トレーナー業も求められています。

諦めなければ、チャンスはやってくる!

Q.現在の職場で最も印象的な出来事は?

A.『使命』と意気込んで挑んだ仕事でしたが、やはり甘くはありませんでした。最初の3ヶ月間は、今まで自信を持ってやってきたことが現場で通用しなかったことを覚えています。プライドは丸潰れです。選手等から、“あいつの治療は大丈夫か?”とい冷たい視線が刺さります。加えて、数年勤務しているヘッドトレーナーといつも比較されていました。自分の技術不足もありますが、それは精神的にかなり追い詰められていました。
 そんな自分が今、ようやくチームの一員だと実感することができています。きっかけは、できない自分も、できることが上手く伝えられない悔しい自分も、ありのままを認めたことでした。プライドなんて考えませんでした。それから、試合で成績が残せなかった選手に対し、治療の成果が出せなかったことを素直に謝りました。これで信頼が失われ、仕事を失うリスクもありましたが、表面上の関係を続けていても自分の成長に繋がらないと思い、決心した行動でした。(結果的に良かったですが、これが常に正解とはいえませんが。)

しかし、その後チャンスが到来!

再び投手から依頼を受け、以降ケアを繰り返し行えるようになってからというもの、選手のパフォーマンスが上がるようになってきたのです。また、その頃から他の選手かの治療依頼も増えるようになりました。

求められるのは、結果を残す強い想い!

Q.これからスポーツ界での活動をしたい療法士にメッセージを!!

A.スポーツ界で活動するために私ながら必要と感じたことを参考になるかわかりませんが挙げて見ます。

[1]日本のスポーツ界はコネが強いと聞いています。たぶんそれは本当です。スポーツ界に入り仕事することは簡単ではありません。ただ、強く想いを抱き続け、行動すれば誰にでもチャンスは巡ってくると思います。

[2]何よりも、メンタルが強くないとこのスポーツの世界ではやっていけないと思います。私自身、この1年間で体験し実感しました。

[3]1年契約です。結果が残せなかったらクビです。病院勤務では味わえないスリルがあります。断固たる決意が必要と思います。

[4]選手は、退院しません。結果が残せないと必要とされません。結果が残せなくても自然にいなくなる患者のような人はいません。逃げれません。

編集者’s eye

第11回療法士インタビューいかがでしたでしょうか?

今回は、第9回インタビューの唐澤さんからのご紹介で、畠山さんにお話を伺うことが出来ました。
ご自身の幼少時代の野球の体験から、野球界への恩返しするという強い使命感のもと、常に結果を求められるスポーツ界で活躍している畠山さん。
思うように結果が出せなかった時代も選手としっかりと向き合い、徐々に選手の信頼を勝ち取っていくお話は、畠山さんの野球界に関する強い想いが詰まっていました。

今後も常に結果を求められるスポーツ界で活躍される畠山さん、療法士がスポーツ界でも活躍できる裾野を広げてくれるのではないでしょうか?

畠山さん、貴重なお時間を頂戴しインタビューにお答えいただき本当にありがとうございました。

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