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第38回 療法士インタビュー

~第38回の療法士インタビューは、理学療法士の資格を取得後、それまで続けてきたダンサーとして現在ご活躍されている小林さんです。理学療法を知ったきっかけや、ダンサーとして働く中で身体のケアの重要性を改めて認識し、その中で療法士としての視点を活かせる可能性を示唆していただインタビューとなりました。ぜひ最後までご覧ください!~

ダンサーとして感じる身体ケアの重要性
~理学療法士の視点から~

一般財団法人東京シティ・バレエ団
小林 洋壱

(保有資格:理学療法士)

 

 

イギリスでの怪我がきっかけに

Q.理学療法士になろうと思ったきっかけは?

A.イギリスでダンサーとしてのトレーニングをしていた時に怪我をしてPhysical Therapyを知りました。

帰国後、怪我で踊れなかった期間に理学療法について調べ、勉強してみようと思いました。

 

ダンスーとしてのやりがいを再び見出して・・・

Q.ダンサーに転向するきっかけは?

A.中学生のころからダンスを始めて高校卒業後ダンス留学し、帰国後仙台で理学療法士免許を取得しましたが、理学療法として就職してからもダンスは続けていました。

理学療法士として仙台で就職しましたが、自分のやりたいことと方針が異なったため、別の職場を探し上京。上京後、いろいろなめぐり合わせがあり、結局そのまま12年間再就職せず、ダンスのみでやっています。

 

  

 

 

 

 

アプローチを自身で創出していく点

Q.ダンサーと理学療法士、突き詰めていく中で何か共通点はありますか?

A.これは、共通点といっていいのかわからないんですが、ダンサーは、作品や役を自分で解釈してそれに対するアプローチを自分で創っていきます

そこには正解がないんですが、患者さんと接するときと似ているのかとも思います(やや無理やりかもしれません)。


いくつかの問題をクリアーすれば十分にあるのでは・・・

Q.ずばり、ダンサーの身体面のケアに理学療法士が関われるチャンスはありますか?

A.あると思います。いま現在のダンス界では、身体やメンタルのケアの方はだいぶ遅れていて、一部の、そこにお金をかけられるプロのみがケアを受けられる状況です。

理学療法士としては身体の解剖学的知識の浸透、トレーニング、ケアが中心になると思いますが関わっていけると思います。それには、ダンサーの動き方の知識が必要になります。それがないと、プロダンサーとは信頼関係を結べないと感じています。僕も実際、緊急時や日常のケアとして、マッサージ、鍼灸など行きますが、理学療法にかかろうと思ったことはありません。

もし西洋医学で時間をかけずに結果を出せる知識と手技があればぜひ利用したいと思いますが、出会ったことがないですね。この辺で歩み寄れると理学療法士がいてもいいのではないかと思います。

ただ、それで収入を得て…、となるとかなり厳しくて、舞踊界の成熟が必要と思います。

ダンサーの身体ケアの重要性を説いていきたい

Q.ご自身の今後のビジョンは?

A.現在、ダンサー、演出・振付、などをメインに活動していますが、今後も現在の活動を続けて行きたいと思っています。そして、いま、舞踊界は破綻しているので、ダンサーが、どうやってダンサーとして活動していくか、ということを考えていきたいですね。

同時に、理学療法士としてダンサーの身体のケアを舞踊界でどう活かせるかということも頭の中にはあります。

今すぐにということではなくて、実現するのはだいぶ先のことかもしれませんが。 

 

やりたいことをひたすら続けること!

Q.理学療法士の資格を持ちながら別のフィールドでの活躍を目指している(現にそのような活動を行っている療法士にメッセージを!!

A.個人的には、ぜひ実現してほしいと思います!!やりたいことがあるのであれば、続けるべきだと思います。

理学療法士としての仕事が趣味のような先生も何人もいます。それもとても素敵なことだと思います。

僕が学生のころは、三味線をひいてライブをやってる先生もいたし、バンドを組んでいる先生もいたし、理学療法士をやりながら好きなことをやっている先生たちが何人もいました。

だから僕もダンサーをやりながら理学療法をできていたのかもしれません。

ぜひ、ダンスとコラボしましょう(*^_^*)

 

編集者’s eye

小林さんの療法士インタビューいかがでしたでしょうか?

今回は、いつも療法士インタビューと違い、理学療法士の資格取得後にダンサーとしての道を歩んでいる小林さんにインタビューをさせていただきました。

最後の質問への答えが、とても印象的でした。

理学療法を突き詰めることは勿論重要ではありますが、それと同時に世界観を広げるためにも、何かにチャレンジすることの大切さを感じた方が多いのではないでしょうか。

また、小林さんのビジョンでも少し触れられたように、ダンサーにとって身体のケアはとても重要な位置を占める中で、このような分野にも療法士が関わりその専門性を発揮できるようになるといいですよね!

小林さん、お忙しい中インタビューにお答えいただきありがとうございました。

今後も、療法士.comでは小林さんのご活動を応援させていただきます。

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